皆さん、こんにちは。
大阪府堺市を拠点に、大阪府、兵庫県、京都府、奈良県で一般住宅からビル、店舗、工場などの内装左官・外装左官を手掛けている城工業です。
このコロナ禍で、世帯年収の低下や失業など暗いニュースが連日のように取りざたされています。これから10年、20年先には、いったいどんな社会になっているのでしょうか。
一つ言えることは、何かしらの「技術」をもっているほうが、しなやかな働き方・生き方ができる、ということです。
最近は人間の仕事が人工知能に奪われるという話もありますが、機械ではできない技術を身につけていれば、一生を通じて働けます。そのような長い目で見た上でメリットがある職種の一つが、建築工事に欠かせない「左官」です。
そして私たち城工業は、通常の左官職人より平均収入が高いのが特徴。
左官屋の平均収入は一体どのくらいなのか？ 城工業ではいくら稼げるのか？
気になるお金の話を率直にご紹介します。
■左官屋の平均年収はどのくらい？
厚生労働省の令和3年賃金構造基本統計調査によると、左官職人の平均年収は、43.8歳で432万円とのこと。
もちろんこれは全国調査なので、都市部と地方では格差があります。
たとえば都道府県別で比較すると、もっとも低いのが沖縄県の315万円であるのに対し、ナンバーワンは東京都で465万円。
その金額差は149万円にものぼります。差額を10年間でカウントすれば、なんと1500万円にも。見逃せる金額ではありません。
城工業は堺市をベースに大阪府、京都、兵庫をはじめとする都市エリアでの仕事が多く、平均年収は480万。東京の左官屋よりも高額な収入を得ることができます。
■世代別の年収を見てみると……？
平均年収の話をさらに深掘りしてみましょう。
国の調査では43.8歳で432万、ということですが、世代別に見るともっとも年数が高い世代は40代後半の521万円。
キャリアを築き出して仕事が面白くなり始めた20代後半や、ベテランの域に達した50代後半でも450万円近い収入を得られるのが左官業界のスタンダード。
そして名指しで仕事がくる左官職人のなかには、600万以上の年収を得ている人も。
一般的に、大工や鳶は体力ありきで若ければ若いほど重宝されますが、左官は腕がモノを言う仕事です。
腕を磨いて、あの人にやってほしい、と思われる仕事を積み重ねていけば、それはきっと収入に反映されることでしょう。
■左官の世界は深い！ 腕を磨くほど収入がアップ！
建築業に携わる職人のなかでも、左官は注目を浴びやすいジャンル。大工工事や鳶などとは異なり、インテリア系や建築系の雑誌で左官特集が組まれることもしばしばです。
またスター職人として名が知れている方は、テレビで特集を組まれたり、CMに登場したり、大河ドラマのオープニングの左官壁を手がけるなど、八面六臂の活躍ぶりです。
もちろんそのような活躍は、技術とセンスがあってこそ。
言い換えれば、技術の向上に励み続け、替えの効かない職人になることで、さらなる年収アップが期待できることでしょう。
関西はこれからIR構想や大阪万博など、いっそうのものづくりが盛んになるエリア。全国的に新築は頭打ちと言われていても、リノベーション・リフォームのニーズは高まる一方で、空間を一新するには左官の存在が欠かせません。
左官は日本伝統の土の芸術であり、高級ホテルなどでもアート性を打ち出すために左官壁を採用しているところも多々あります。
もちろんこうした高級物件だけでなく、住宅でもニーズは拡大傾向に。コロナ禍の巣篭もり需要により、手仕事が感じられる暮らしをしたい、あるいは在宅勤務が増えたので漆喰や珪藻土でキレイな空気の住まいにしたいというケースも多く見られました。
床・壁・天井、そしてアート性あるオブジェまでどんなところでも塗れるのが左官の醍醐味。調合から鏝（こて）の動かし方まで自由自在で、知るとどんどん面白くなり、腕を磨けば磨く分だけ収入がアップするのが左官の魅力です。
現在、城工業では、求人を募集中！ 未経験者も大歓迎です。
くわしくは募集要項をご覧くださいね。
https://jyo-industry.com/recruit
